歯を健康にしたい方

診療内容

むし歯

当院のむし歯治療は、「できるだけ歯を残す」という基本方針を大切にしています。

小さなドリルで最小限の侵襲にとどめます

むし歯の治療では、通常、大きなドリルを使って菌に侵された部分を広く深く削るといったことがおこなわれています。
しかし、これでは必要以上に歯を削ることになり、将来的に歯そのものを失う可能性が高くなってしまいます。
当院では、非常に小さなドリルを使用し、マイクロスコープを覗きながら、力を入れずに患部を必要最低限だけ削ることで、できるだけ多く元の歯質を残すことを実現しています。
また、小さなドリルで少しずつ削るため、痛みもほとんど感じることがありません。

痛くない麻酔で安心して治療を受けられます

当院ではまず表面麻酔を塗ってから麻酔注射を使用しています。
さらに、非常に細い注射針を用いて、無理せずに少しずつ麻酔液を入れていくため、ほとんど痛みはありません。
患者さんからは、よく「麻酔、全然痛くなかったです!」といった感想を頂いておりますので、どうぞ安心してご来院頂ければと思います。

最後まで諦めずに根っこの治療をおこないます

むし歯は、早期発見・早期治療が望ましいですが、残念ながら歯の根っこまで菌に侵されてしまっている患者さんもいらっしゃいます。
このような場合には、歯を抜いて人工歯を入れてしまうのが最も簡単な治療方法ですが、それでは患者さんの歯は「噛む」感覚を失ってしまいます。

当院では、大学病院の保存科で11年に渡って歯の根っこの治療を続けてきた院長が、マイクロスコープや歯科用CTといった高性能な医療機器を用いながら、歯を残すためにできることを最後までやり尽くします。
他院で根っこの治療を受けたけど改善しない方や、もう抜くしかないと諦めている方も、最後に当院で治療をやりきってみませんか?
抜くのはいつでもできます。その前に、一緒にできることをやりきりましょう。

マイクロスコープのここがすごい!
通常、歯科医院で使用されているルーペは数倍程度の倍率しかありません。
しかし、できるだけ歯の削る量を減らしたり、歯の根っこの菌をしっかりと取り除いたりするためには、お口の中の小さな世界を確実に目で捉える必要があります。
マイクロスコープなら、最大25倍の倍率で無駄なく質の高い治療が可能となります。
また、必要に応じて、マイクロスコープの映像をモニターに映し出して患者さんに見て頂くことも可能です。
なお、当院ではマイクロスコープを使用した治療も保険診療としておこなっていますので、ご安心ください。

お子さんのためのむし歯対策

お子さんのむし歯のなりやすさは、生活習慣によるところが大きく、早いと2歳くらいでむし歯を発症してしまうお子さんもいらっしゃいます。
逆に幼稚園までむし歯にならない子は、その後もむし歯ができにくいと言われており、幼少期に食生活や歯みがきについて、しっかりと指導してあげることが大事です。

当院では、生活習慣に関するアドバイスの他にも、お子さんの歯を強くする「フッ素塗布」や、あらかじめむし歯になりやすい奥歯の溝を埋めておく「シーラント」を実施していますので、3ヶ月に1回は、定期健診も兼ねてご来院頂ければと思います。
お子さんの将来のためにも、しっかりとケアをしてあげるようにしましょう。

歯周病

歯周病は、お口の中で繁殖した細菌が歯ぐきや骨が攻撃することで引き起こされる病気です。
むし歯と比べて自覚症状が現れにくいため、治療が遅れて歯を一度に複数失ってしまうことがあります。
当院では、歯みがき指導を中心に、歯石や歯肉縁下歯石(歯ぐきの中についた歯石)を除去しながら清潔な口内環境へと戻していく治療をおこなっています。

重症の方には口腔外科的な処置を実施することもありますが、ご自宅での正しい歯みがきと当院での歯石除去で改善する方がほとんどです。
ただし、一時的に改善をしても、その状態が安定するまでには少し時間がかかることがありますので、油断せずにしっかりと治療を続けていきましょう。

マイクロスコープを使用した歯石除去
当院では、歯石除去をする際、なるべく歯や歯ぐきを痛めずに、そしてできるだけ取り残しのないようにするために、マイクロスコープを使用しています。

予防歯科

むし歯や歯周病が発症してから治療するよりも、予防をして健康な状態を保つ方がずっと負担が少なくて済みます。
近年、日本人の歯に対する意識が向上してきたこともあり、現在はむし歯や歯周病がなくても定期的に歯科医院に通う方は珍しくありません。
実は、歯みがきはしているつもりでもしっかりと磨けていない方は多く、知らない間に口内環境が崩れていってしまいます。
また、歯科医院でクリーニングを受けることで、ご自宅では取れない歯石なども取り除くことができ、万が一、むし歯や歯周病が発症していても初期段階で発見して、速やかに痛みなく治療を完了することが可能になります。
予防歯科に通う頻度は、お口の状態によって一人ひとり異なりますが、目安としては3~6ヶ月に一度はお越し頂ければと思います。

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